公的と民間の介護保険の違いとは?
‘民間の介護保険’と聞いて、「そんなのあるの?」「聞いた事はあるけれど、よく分からない…」という方も少なくないと思います。
公的介護保険は、要介護状態になった時に使用できるサービスが決められており、その中で各自の状態や生活環境に応じたサービスを選び、そのサービスの利用に掛かった費用の1割を負担する仕組みになっています。
また、要介護度ごとに利用できる金額に上限があり、上限を超えて掛かった費用については、全て自己負担しなければなりません。

一方民間の介護保険は、サービスや物品の現物提供ではなく、現金が支給されます。支給の方法や条件は各保険会社により異なりますが、現在では主に3つのタイプに分かれています。
民間の介護保険は、公的介護保険でカバーしきれない通院時の介護タクシーの利用や、公的介護保険の利用上限以上にサービスを利用する場合などにとても役立つ保険です。
共働きで日中に要介護者が一人になる事が多く、介護保険の上限を超えてサービスを利用する可能性があるご家庭や、子供たちとは同居せず、高齢者世帯のみで暮らす事が想定される場合には、民間の介護保険への加入を検討されてはいかがでしょうか?
民間の介護保険の種類
保険会社の提供する民間の介護保険では、前のページで少しふれたとおり、現在では大きく3つのタイプに分けることができます。
- 一時金として、一括で支給
- 年金として、所定の期間定期的に支給
- 上記の両方を併用して、支給

介護保険に加入する方法としては、
終身保険などの契約に「介護の特約」をプラスして加入
「介護保険」に主契約として、単独で加入
終身保険や介護年金に加入し、保険料の払込が満了した時点で介護保障へと移行
があります。
特約として加入する場合、通常の保険に加えて加入する為、終身保険単体で加入するよりも保険料は高くなります。
対して終身保険などから介護保障へと移行するタイプの場合は、保険料の負担はありません。
介護保険の補償内容
保障の対象となるのはどんな時?
各保険会社が定める所定の状態(寝たきりや認知症)にある方が対象となります。
また、保険会社が定める所定の期間、その状態が継続していなければなりません。
保険会社によって基準はことなりますので、しっかり確認しましょう。
保険期間
一定の期間或いは一定年齢までの期間が定められているタイプと、終身タイプの2種類があります。
介護年金の受取期間
一定期間または、保険期間満了まで受け取れるタイプと、終身タイプの2種類があります。
※ 給付金は、各保険会社が定めた待機期間が経過後に給付される商品が殆どです。給付金がすぐに支払われる保険は少ないため、注意が必要です。
一般的に待機期間が短いと保険料は高くなりますが、待機期間が長いと本当に必要な時に使えないという事になり兼ねませんので、どの商品にするのかをじっくり検討されることをお勧めいたします。
