レスパイト入院てなに?

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レスパイト入院とは

レスパイト入院とは、家族などを介護する方が一時的な休息を取るために、主に在宅介護を受けている患者さんや高齢者の方々が一時的に病院や介護施設に入院・入所する制度で、主に①介護者の負担軽減と休息、②医療的ケアの提供、③緊急時の対応の3つの目的に分けられます。具体的に一つずつ見ていきましょう。

1. 介護者の負担軽減と休息

レスパイト入院の最大の目的は、在宅介護を担っている家族や介護者が休息を取るための時間を確保することです。言うまでもなく、介護は心身に大きな負担が掛かります。その為介護者が定期的にリフレッシュし、体力や精神的な余裕を取り戻す時間は必要不可欠なのです。

レスパイト入院を活用することで、介護者が旅行、休養や出張などの他の用事充てる時間を確保でき、結果として長期的に心身共に安定した状態で介護を続けることが可能となります。

2. 医療的ケアの提供

医療的なケアを必要とする要介護者は、レスパイト入院を通じて医師や看護師による適切な医療ケアやサポートを受けることができます。健康状態を維持しながら一時的に施設に預けることができるため、介護者は安心して休息を取ることができます。

介護者が体調を崩したり、急な用事で一時的に介護ができない場合の緊急対応としても、レスパイト入院は活用されます。家族が不在でも安心して介護を引き継げる体制が整っているため、急な事態にも柔軟に対応することが可能です。


レスパイト入院とショートステイの違い

ここまでレスパイト入院がどのようなものなのかお伝えしてきましたが、ここでショートステイと何が違うのか、疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここからは、レスパイト入院とショートステイの違いについて、具体的に見ていきましょう。

レスパイト入院ショートステイ
目的 ・ 場 所病院などの医療機関に入院し、医師や看護師による医療ケアを受けながら、介護者が休息を取るための制度。
介護者の休養のほか、利用者の生活リズム改善やリハビリなども目的とする。
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などの介護施設での、一時的な入所で、介護や日常生活の支援が提供される。
利 用 対 象 者慢性疾患や障がい等、胃ろう等の医療的ケアが必要な人。基本的には医療的なケアが必要ではない、日常的な介護が必要な高齢者や障がい者が対象。
利 用 期 間医療機関によって異なるが、数日から最長2週間程度。通常は1日から数週間程度の滞在が一般的。
介護保険での利用可能日数は、個人によって異なる。
費 用 負 担基本的には医療保険が適用されるが、負担割合は個人によってことなる。
※医療保険証の負担割合をご覧ください
介護保険が適用され、負担割合は1~3割。
介護サービス費の目安は、要介護1で約600円〜1,000円、要介護5で約1,200円〜2,000円程度。
そこに滞在費1,000円〜2,500円と食費1,500円〜2,000円が加算される。
支給限度額を超える分は、全額自己負担。
※上記は1日当たりの金額
利 用 の 間 隔特定の法律や規定はなく、個々の状況に応じて調整されるが、一般的には数か月に1度のペースで利用される。介護保険では要介護度によって1ヶ月あたりの支給限度額が設定されており、その範囲内で他の介護サービスと併せて調整される。
利 用 方 法主治医やケアマネージャー(介護支援専門員)に相談し、手続きを進める。ケアマネージャー(介護支援専門員)に相談し、手続きを進める。
結 論医療的ケアが必要な場合に医療機関で行われる、一時的な入院介護施設で日常生活支援や介護を受ける制度

いかがでしょうか?レスパイト入院がどういうものなのか、またレスパイト入院とショートステイにどのような違いがあるのか、お分かりいただけましたか?次の我が家のレスパイト入院事情では、我が家がレスパイト入院をするに至った経緯や、レスパイト入院をしてみて良かった点と気になった点、また実際に掛かった費用などについてお伝えしたいと思います。

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